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表5−9 併用・専用軌道区分

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投資額の算定において、道路との併用区間(ウォーターフロントの駐車場付近の専用区間も含む)では、図5−16を基本とし、軌道敷設区間の舗装を一旦取りこわし後、軌道を新設し舗装を復旧する。その場合道路端部にあった排水側溝は歩道の下部に新たに設置する。
道路の中央分離帯内に敷設する専用区間(D駅−G駅間)ば、転圧が十分ではないと考えられるので、図5−17のように境界コンクリートを両側に設置し、道床バラストの下層に粒度調整砕石を敷き詰め路盤を強化する。また、車両基地付近の専用区間は、以前Metroのヤードとして使用されていたことから、境界コンクリートや粒度調整砕石による路盤の補強は必要ないと判断し、現地盤に直接道床バラストを敷き均し軌道を敷設するものとした。
なお、投資額に含まれていないものとしては下記のとおりある。
・用地費
・1k900m付近から2k400m付近間の切取及び土留
・2k500m前後に位置する開口部の補強工

 

 

 

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